こんにちは、はしもと商店です。
僕はこれまでに、中古ゲーム機の仕入れと販売を何百台も繰り返してきました。
その中で身をもって学んだのが「これは仕入れてはいけない」という“地雷商品”の存在です。
今回は、携帯ゲーム機に限定して、「初心者が絶対に避けるべき5つの特徴」をお伝えします。
1. ボタン・スティックの不良があるもの

外見がきれいでも、ボタンが反応しない/スティックが勝手に動くゲーム機は要注意です。
たとえば:
- Aボタンを押しても反応しない3DS
- 勝手に視点がグルグル動くPSVITA
これらは遊べない=返品対象になりやすく、仕入れ直後に利益がマイナスになるリスクが高いです。
実は、こうした症状は簡易的な修理で直るケースもあります。
ただし、初心者のうちは修理対応に手間取ることが多く、リスクが高いのも事実。
👉 最初のうちはスルーでOKです。慣れてきてからチャレンジしましょう。
2. 液晶画面が乱れている、割れているもの

携帯ゲーム機は液晶が命。
以下のような症状がある機体は、価値が大きく落ちます。
- 液晶に線が入っている(乱れ・ノイズ)
- 黒いシミが出ている(液晶漏れ)
- 表面が割れている、深いキズがある
画面不良は修理コストも高く、売れても利益が出にくいです。必ず避けましょう。
3. 分解済みのもの

「ねじが一部ない」「外装が浮いてる」「シールが剥がされている」
こういった兆候のあるゲーム機は、過去に分解されている可能性大です。
分解済みの本体は:
- 動作が不安定
- 正規パーツが使われていない
- 修理痕やショート跡が残っている
中身が分からない以上、仕入れリスクは跳ね上がります。
どんなに安くても、手を出さないようにしましょう。
4. 水没品
水没マーク(赤いシール)が変色している機体や、「水に濡れたような跡」がある場合は要注意。
水没歴があると:
- 起動しても突然フリーズする
- 錆や腐食によって、徐々に壊れる
- 修理不可=完全なジャンク品
見た目では判断が難しいですが、電源部分や端子のサビを要チェックです。
1台の損失が大きいため、スルー推奨。
5. 上記に該当するリスクがある不安な商品すべて
はっきり言って、「なんとなく不安…」と思った商品はだいたい地雷です。
最初のうちは、「仕入れたい気持ち」よりも「損しないこと」を優先してください。
初心者のうちに“外れ商品”をつかんでしまうと、せどりが楽しくなくなってしまいます。疑わしきは仕入れず!を合言葉に、安全第一で選びましょう。
まとめ
携帯ゲーム機は人気ジャンルですが、そのぶん「見極めの甘さ」が命取りになります。
今回紹介した5つのポイントをしっかり頭に入れて、損しない仕入れを意識していきましょう。
次回予告
👉 【比較検証】店舗・ネット|ゲーム機の仕入れ先はどこが一番おすすめ?
→ あなたに合った仕入れ先の見つけ方を、僕の経験から解説していきます。
📘もっと詳しく知りたい方へ
この記事ではごく一部しか紹介できませんでしたが、
実際に僕がどんな視点で仕入れ判断をしているか、
「仕入れOK/NGの分かれ道」をもっと深掘りして解説したnoteを公開しています。
👉 https://note.com/retrogameshops/n/n928e2a75684c?sub_rt=share_sb
「もう失敗したくない…」という方にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。
あなたの仕入れがもっと安心・確実になりますように。